iOS7.1になりSafariのスマートアップバナーからまちクエストアプリの個別クエストページを開けるようになりました

スマートアップバナー(Smart App Banner)とは、iOSのSafariでまちクエストのページを開くと、上の方にニュッと登場するアプリへ誘導してくれるバナーです。

まちクエストのiOSアプリをインストールしていない場合は、タップするとApp Storeへ、インストールしていない場合はキャプチャのように、タップするとアプリを開くのですが、iOS7.0ではアプリのトップ画面が開くだけでした。

実はiOS7.0のバグでいままでできなかったのですが、iOS7.1になって、たとえば「あの太宰治も歩いた？」のクエストページを開いた状態で、スマートアップバナーをタップすると、まちクエストアプリの同じ「あの太宰治も歩いた？」のクエストページを開けるようになりました。

まちクエストからの通知メールやメルマガのアドレスをタップするとSafariでまちクエストを開いてしまいますが、すぐスマートアップバナーをタップしてもらえば、アプリの方で該当のページを開くことができるようになりました。

以下、技術的なお話です。

これを実現するためには、

1) 個別クエストのページに

<meta content='app-id=815610893, app-argument=machique://spots/5' name='apple-itunes-app'>

のようなapple-itunes-appという名前のmetaタグを入れる

のと、

2) machique://spots/5 というURLがアプリに渡されるので、アプリ側でこのURLを解釈し、特定のページを開けるようにアプリ側を対応させる

ことの2つが必要です。

apple-itunes-appのmetaタグのcontent内で、app-id以下に指定しているのはまちクエストのアプリのIDで、App StoreのアプリのURL

のidより後の9桁の番号がそれです。

タップしたときにアプリ側に渡すURLはapp-argumentで指定します。

スマートアップバナーがタップされて、まちクエストのiOSアプリに渡される

machique://spots/5

というアドレスは、Safariで普通にまちクエストのページを開くときの

に1対1で対応するようになっているので、Safariで開いたまちクエストのどのページからでも、まちクエストのアプリの対応するページを開けるようになっています。

iOS7.0ではapp-argumentが効かないというバグがあったのですが、iOS7.1になって晴れてこのバグが修正されたようなので、Webページとアプリ版の両方が同じ構成になっているようなアプリケーションでは便利に使える方法だと思います。ぜひ試してみてください。

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